新しい職場に慣れることができるか不安
- 新しい仕事を覚えられるかな?
- 人間関係に馴染めるかな?
- どのぐらいの期間で慣れることができる?
こういった疑問に答えます。
この記事を書いている私は、40歳を機にこれまでの仕事とは全く異なる業界へ転職をしました。
最初は新しい職場に慣れることができるか不安もありましたが、今では職場にも慣れて仕事をしています。
私の経験から、新しい職場に「慣れるまでに必要な時間」と「意識すべきこと」を紹介します。
「新しい職場に慣れることができるか不安」という方への、参考になればいいなと思いますので、ぜひ記事をご覧ください。
職場に慣れるまでに必要な時間
新しい職場に慣れるまでの期間は人それぞれ違うと思いますが、一般的には早くて1ヶ月、遅くても6ヶ月ほどあれば慣れてくるようです。
私の場合は、まずは3ヶ月ぐらいで新しい職場に慣れてきて、6ヶ月ぐらいからは自分で仕事を進めていける感覚を持てるようになりました。
最初は40歳という年齢的にも「早く戦力にならなければいけない」という気負いはありましたが、これまでとは異なる業界への転職であったため「分からないことがあって当たり前」という開き直りのような感覚もありました。
今振り返ってみると、この気負いと開き直りのバランスが重要だったなと感じています。
以下に、職場に慣れるために意識すべき(していた)こと紹介します。
職場に慣れるために意識すべきこと
基本的なコミュニケーションはしっかりと行う
以下のようなコミュニケーションは人間関係を構築する上での基本だと思いますので、しっかりと意識して行いましょう。
- 自分から挨拶する
- 職場の人の顔と名前を覚える
- 謙虚な姿勢
- 感謝を伝える など
どんなに仕事ができても、基本的なコミュニケーションに難がある人は、どこの職場でも敬遠されてしまいますよね。
気負いすぎない(焦らない、無理しない)
新しい職場では「早く仕事に慣れなければ」という意識が強くなりがちだと思います。
中途入社の場合は特に、新卒の新入社員とは異なるので、周りからも「どの程度の実力なのか、お手並み拝見」みたいな感じで、プレッシャーを感じることもありますよね。
でも「早く仕事に慣れる」という意識を持つことは重要ですが、気負いすぎるのは良くありません。
気負いすぎて焦りが出てしまうと、仕事に集中することができなかったり、ミスにつながったりすることもあるため、焦らず、無理せず、自然体で取り組むことを意識しましょう。
職場が変われば、仕事の内容だけでなく、会社の組織図、記録の保管場所、社内ツール、勤怠管理など、ありとあらゆる事が分からない状態です。
でも「分からないのは当たり前」と開き直るような意識も必要で、焦らずにひとつずつ順々に覚えていけば、おのずと慣れてきます。
あと、これまでの仕事の経験値というのは、思った以上に役に立ちます。
私の場合、これまでと全く異なる業界へ転職したので、最初は分からないことだらけでしたが、
徐々に仕事のポイントを掴んでくると、これまでの自分の取り組み方に適用させていくような感覚で進めることができました。
なので、最初から気負いすぎることなく、着実にこなしていく意識が重要だと思います。
分からないことはちゃんと質問する(知ったかぶりをしない)
入社直後は仕事の進め方だけでなく、社内ルールなども含めて色々なことを教えてもらう状況になります。
また、前職の経験から、すでに理解できていることの説明を受けることもあるかと思います。
その時も知ったかぶりをするのではなく、会社によって仕事の進め方や考え方が異なるため、確認の意味も含めて質問をしたり、しっかりと説明を聞く姿勢が重要です。
分からないことを早めにクリアにするためにも、しっかりと質問をすることは大事なことです。
こんなことを聞くのは恥ずかしいと思うこともあるかもしれませんが、初期の段階で質問しなければ、後々はもっと聞きにくくなってしまいます。
ただし、同じことを何度も質問するのは良くありませんので、ちゃんとメモを取るなどの基本的な対応は欠かさないようにしましょう。
職場の人間関係を観察する
新しい職場の人間関係をよく観察することも重要です。
上司と同僚の関係性や、それぞれの人の性格などを把握するようにしましょう。
どの職場にもキーマンやお荷物として扱われている人が居たりしますし、それぞれに得意なこと不得意な事があります。
この上司にはこまめな報連相をした方が良いとか、
この同僚は⚪︎⚪︎の業務に詳しいとか、
この同僚はメールの返信が遅いから直接声をかけた方がいいとか、
短期間で把握することは難しいと思いますが、少しずつでも、日々の仕事やコミュニケーションを通じて把握することを意識しましょう。
それぞれの人の特性を把握することができれば、職場に慣れてからの仕事の進め方にも応用する事ができます。
疑問に思ったことをメモに残しておく
新しい職場で仕事を進めていくと、なぜこのやり方なんだろうとか、こうした方がもっと効率がいいのではないか、といった疑問や改善点などを感じることがあると思います。
その職場の人たちにとっては当たり前のことで疑問にも思わないことでも、新しい職場に移って間もない頃だからこそ疑問に感じる、ということは結構あります。
でも、新参者がいきなり業務改善を提案するというのは、なかなかハードルが高いですし、やり方を間違えれば周囲からの印象を悪くしかねないですよね。
そのため、入社初期に感じた疑問点や改善点などは、メモに残しておくことも重要です。
メモに残しておかないと、その職場の当たり前に慣れてしまい、職場の人たちと同じように疑問に感じなくなってしまいます。
メモを残しておくことで、その職場に慣れて仕事の成果もある程度出せる状況になった時に、改めて見返して業務改善などに取り組んでみることもできます。
まとめ
私は以前、ある先輩から以下の言葉をもらいました。
新しい環境に移ってから最初の3ヶ月が重要だ。
なぜなら、その期間は色々な事に疑問を感じる事ができるから。
その期間を越えると、良い意味でも悪い意味でも、慣れがでてくる。
だから、まずは3ヶ月、頑張れ!!
この言葉は転勤の際にもらったのですが、転職にも当てはまる言葉でした。
3ヶ月という期間は目安で人それぞれ異なると思いますが、
慣れるまでの期間の過ごし方が重要だという意味で捉えると、色々な場面に通じる言葉だと思っています。
新しい職場に移ることは不安もありますが、気負いすぎずに自分のペースで、着実に取り組んでいけば良いと思います。
今回紹介した内容が少しでも参考になれば嬉しく思います。
今回は以上です。
コメント