転職を検討しているけど、、、。
- 転職して良かったことは何?
- 転職して後悔するかもしれない?
- 現状の生活を変えるのは大変?
こういった疑問に答えます。
この記事を書いている私は、40歳を機に、これまでの仕事とは全く異なる業界へ転職をしました。
それまでに、転職について何度か考えたこともありましたが、実際に行動に移すことはなく、新卒で入社した会社でずっと働いていました。
転職に踏み切らなかったのは「転職したら後悔するかもしれない」という不安と「現状を変えることが面倒くさい」という現状維持の志向が主な理由だったと思います。
でも、現在は転職してから3年ほど経ちますが、転職を後悔したことはありません。
当然、転職にはメリットだけでなくデメリットもそれなりにありましたが、結果的には「もう少し早く転職していたら良かったかも」と思っているぐらいです。
本記事では、私の経験から「転職して良かったこと」「後悔しないために必要なこと」を紹介します。
「転職を検討しているけれど色々悩む」という方への参考になればいいなと思いますので、ぜひ記事をご覧ください。
転職に満足している人はどれぐらい?
株式会社マイナビ「転職動向調査 2023年版(2022年実績)」によると、「転職に満足している」人は全体(20~50代男女)の5割程度であり、男性40代の場合は4割程度にとどまる、とのことです。
出典:株式会社マイナビ「転職動向調査 2023年版(2022年実績)」p44
- 「転職に満足している」「仕事に取り組みやすくなった」が半数前後で上位。
- 「年収が上がった」人は前年より3.8pt増加している。
- 「仕事の内容が簡単になった」は2019年から下降傾向。
- 女性20代は「転職に満足している」「仕事に取り組みやすくなった」が顕著に高い。
- 一方、男性40代は「転職に満足している」人は4割程度にとどまる。
https://career-research.mynavi.jp/wp-content/uploads/2023/03/af5ecd66268d4c66d20ea728ddf6ea8a.pdf
転職して良かったこと
私は、40歳を機にこれまでとは全く違う業界へ転職しましたが、その結果として良かったと感じていることを4つ紹介します。
住環境を選ぶことができた
1つ目は「自分の好きな環境に住むことができた」ことです。
前職は転勤族で、転職前は東京に住んでいました。
東京は何をするにも便利ですし、自分が求めれば色々な刺激を受けることができる場所だと思いますが、私自身は都会の喧騒があまり好きではなかったです。
でも「仕事だから仕方ない」と考えて、ずっと過ごしていたのですが、私にとってはこれがとても大きなストレスだったと思います。
その結果、だんだんと「自分の好きなところに住みたい」と考えるようになり「転職で地方移住」という決断に至りました。
今は長野県に移住して、都会の喧騒とは無縁の環境です。
東京に比べると不便なことは多々ありますが、私の場合は自然豊かで、どこかのんびりした長野県の環境にとても満足しています。
長野県内でも”ど田舎”ではなく、いわゆる”地方都市”に住んでいます。
程よく便利で程よく田舎っていう感じですね。
通勤時間が短縮できた
2つ目は「通勤時間が短縮できた」ことです。
前職で東京に勤めていた時は、電車で片道1時間半ぐらいかけて通勤していました。
転職したことで、通勤時間は車で10分程度になり、大幅な短縮ができました。
通勤は毎日のことなので、満員電車に乗らなくて良いこと、時間が大幅に短くなったことで、ストレスが軽減されたのを実感しています。
(通勤時間を減らすメリット、満員電車のストレス軽減については、こちらの記事でも紹介しています)
残業が減った
3つ目は「残業が減った」ことです。
前職では閑散期と繁忙期によって程度の違いはありましたが、定時で帰宅するということはほとんどない状況でした。
しかし、現在の仕事では、基本的に定時内で業務が完了するので、ほとんど残業することがなくなりました。
先に紹介した通勤時間が短縮できたこともあり、趣味や家族との時間が増えたことで、仕事だけでなくプライベートについても充実感を得ることが出来ています。
視野が広がった
4つ目は「視野が広がった」ことです。
私の場合は、新卒で入社した会社しか経験がない上に、40歳でこれまでとは全く異なる業界への転職だったので「自分は他の会社でも通用するのか」と不安も感じていました。
実際に転職してみると「これまでの当たり前は、会社が変われば当たり前ではなくなる」ということを実感しました。
しかし一方で「案外これまでの経験が役にたつ」ということもわかりました。
当然、新たなことを覚えなければいけないというプレッシャーや苦労はある程度ありましたが、
それもある程度乗り越えてくると「以前に比べて自分の視野が広がった」という感覚を持つようになりました。
会社が変われば新たに挑戦するこが増えますし、これまでの経験も踏まえながら挑戦を進めていくことで「視野が広がる」ということになるのだと思います。
これは転職したからこそ、実感できたことだと思っています。
こればっかりは結果論ですが、
もっと早く転職していたら良かったかも、と思うこともあります。
(新しい職場に慣れるまでについては、こちらの記事でも紹介しています)
後悔しないために必要なこと
私はずっと「転職したら後悔するかもしれない」「現状を変えることが面倒くさい」と思って、転職を考えることはあっても、なかなか実行に移すことはありませんでした。
でも実際に転職をしてみた結果は、環境を変えることは大変なこともありましたが、後悔はありませんでした。
なぜ後悔をしていないかというと「転職に最優先で求めることが明確だったから」だと思っています。
転職に最優先で求めることを明確にする
転職の際には、仕事内容、収入、雇用形態、勤務地、福利厚生など、様々な条件を検討することになります。
よく「やらずに後悔するよりも、やって後悔する方が良い」という言葉を聞くことがあります。
でも、この言葉は一理あると思う部分もありますが、これは本当に結果論だと思います。
転職の場合、そんな簡単に「やって後悔しても良い」とは考えられないですよね。
それよりも、転職しようがしまいが、どちらの決断をしたとしても、後悔がないようにしたいです。
なので、できるだけ後悔がないようにするためにも「転職に何を最優先で求めるか」ということを考えて、明確にすることがとても重要なことだと思います。
それを考えた結果、転職ではなく現職を継続するという判断の方が良い場合だってあると思います。
私の場合は「転職で地方に移住する」ということが一番の目的でした。
なので、それ以外の条件は妥協をした部分もあります。
特に収入は、地方では東京に比べて給与水準は低いですし、未経験の業界への転職でもあったため、年収は結構下がりました。
それでも、私が最優先に考えていた長野県に移住することができ、先に紹介した良かったことも含めると、後悔はなくて、とても満足している状態です。
地方への転職でも年収が上がる人はたくさんいると思いますが。。。
私には、そんなハイスペック転職は無理でした~
まとめ
転職を検討する際には、色々なことを考える必要がありますが、
私の場合は「転職に最優先で求めること」が明確になったことで、一歩を踏み出すことができました。
転職して後悔するかもしれないという不安もありましたが、幸いにも「転職して良かった」と感じています。
今回紹介した私の経験が、少しでも参考になれば嬉しく思います。
今回は以上です。
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